Public Symposium: Mindfulness Practice for Being with Suffering & Grief

A Public Symposium presented by the Rinbutsuken Institute for Engaged Buddhism the Sophia University Institute of Grief Care the Tokyo Jikei Medical University Palliative Care Center Contemplative Care & Spirituality Mindfulness Practice for Being with Suffering & Grief 日本語の案内へこちら 同時通訳あり November 4, 2017 Tokyo Jikei School of Medicine 1 Flr. Lecture Hall, Building #2, NishiContinue reading “Public Symposium: Mindfulness Practice for Being with Suffering & Grief”

2017 INEB国際総合会議@台湾

慈悲による対立改革 Transforming Conflict through Compassion 仏教が誕生して2500年余りを経た現代社会。 環境破壊、暴力による対立社会、自死・孤立・格差などのさまざまな社会苦・・・わたしたちは今、この世界をどのように見つめ、多様性を受け入れながら「共生」を図ることができるでしょうか。 INEB(International Network of Engaged Buddhist)は、1989年にタイで創設され、仏教団体・NGO、仏教・宗教研究者、またダライ・ラマ14世やティック・ナット・ハン等の世界の精神的リーダーのサポートのもと、アジア・世界各国において人びとの苦楽に寄り添った活動を行ってきました。また近代化・グローバル化が抱える課題に対して、国家や宗教を超えて国際会議や提言を行い、世界をリードしてきています。 2017年は、台湾においてINEB総合国際会議が開催されます。会議では、台湾における臨床仏教の歴史と課題、また台湾が世界をリードする仏教に即したホスピス医療ケア・終末期ケアのあり方を仏教徒・社会活動家・研究者とともに分かち合い、学び会います。さらには、多くの活動事例を通じて、全世界から集まった“サンガ”コミュニティのなかで、ネットワークや情報共有を行っていきます。 日本の臨床仏教は、世界の臨床仏教、21世紀への世界の挑戦と、どのように交じり合い、シナジーをつくりだすのでしょうか・・・11月、台湾でその答えを一緒に解き明かしてみませんか。 開催概要 共催:佛教弘誓學院 & The International Network of Engaged Buddhists (INEB) 国際総合会議 日程: 2017年11月22日−29日          22日:公開シンポジウム「終末期ケアとホスピスケア」     23日:見学ツアー「環境に配慮したケアと人間的ケアのあり方」@慈済会 24~26日:INEB国際総合会議 27~29日:リトリートプログラム ※英語でのご案内はこちらをご覧ください 会場:台北市・桃園市等 参加費・お申込み・お問い合わせ JNEB(Japan Network of Engaged Buddhists)事務局 ジョナサン・ワッツ ogigaya(アット)gmail.com /080-8911-5114 山下千朝 chisa19860928(アット)hotmail.co.jp *(アット)を@に変えてご連絡ください。 *ご参加に関してのご案内 ①プログラムのご参加には、事前のお申込みが必要です。 締め切り/10月31日 ②プログラムのご参加に際しては、部分的に参加することが可能です。 (例:22日開催の公開シンポジウムのみ参加等) 参加費・交通手段等、個別にご相談できればと存じますので、まずはお気軽にお問い合わせください。 For full information in English, visit theContinue reading “2017 INEB国際総合会議@台湾”

INEB国際総合会議の公開シンポジウム

台湾における終末期ケアとホスピスケア ―仏教的アプローチの視座と方途― Buddhist Approaches to Dying and Hospice Care in Taiwan 台湾における臨床仏教(エンゲージドブディズム)。その特筆すべき点として、①仏教に即したホスピス医療ケアのあり方や、②患者の方とそのご家族、そして医療従事者へのスピリチュアル精神ケア分野における出家得度者への研修制度プログラム等が挙げられます。このような研修制度は、ヨーロッパやアメリカにおいて、かつてキリスト者が彼らの文化的背景のなかで進めてきたCPE(Clinical Pastoral Education/臨床牧会教育)プログラム運動を反映して今日まで受け継がれてきました。 しかしながら、アジアにおいては、仏教の文化・文脈に基づいたより自然な形でのアプローチが、終末期ケアやホスピスケアに求められてきたのも事実です。 1990年代中ごろ、陳榮基博士(Rong-chi Chen/国立台灣大学付属病院・元副院長)は、仏教に基づいた僧侶・尼僧のための研修プログラム推進のために、釋惠敏(Ven. Huimin/法鼓文理學院・校長)、陳慶餘 ( Ching-yu Chen/国立台灣大学付属病院・家庭医療科局長)の両氏を、国立台灣大学付属病院に招き入れます。そしてそれは、財団法人佛教蓮花ホスピスケア基金会(Buddhist Lotus Hospice Care Foundation)の支援のもと、過去20年間に、台湾全土において数百名にのぼる僧侶・尼僧が資格習得プログラムを終えてホスピスケアに従事するかたちで実りを迎えました。その後、研修修了生のなかには「コミュニティホスピスケアプログラム」と題し、年々増加する国家医療サービスの外にこぼれてしまう高齢者や患者の方々へのケアといった、高齢化社会が抱えるニーズに応えるようにプログラムを発展させる者もでてきています。 このように、台湾における臨床仏教の取り組みの一例は、寺院におけるサンガのメンバーが、彼らの所属する寺院の枠組みを超えて様々な「苦」に寄り添う可能性を示すことに他なりません。そしてそれは日本における臨床仏教や仏教的ケアの創設運動につながったように、アジア各国へと流布し始めています。 今回のシンポジウムでは、法鼓文理學院の釋惠敏を主催に迎え、台湾における僧侶・尼僧プログラム開始の発端を担った数々の創設者や指導者を迎えてトークセッションを行います。「死」に至るその瞬間への新たな仏教的視座と実践―一緒に見つめ、深めあいませんか。 プログラム: 13:30  開会挨拶ならびにイントロダクション 河野太通 (Rev. Taitsu Kono/花園大学学長、全日本仏教会会長) 陳榮基博士(Prof. Rong-chi Chen/国立台灣大学付属病院・元副院長)「台湾における仏教ホスピスケアの始まり」 13:50  パネリスト講演: 釋惠敏( Ven. Huimin/東京大学文学博士号取得、法鼓文理學院・校長) 「終末期ケアにおける仏教固有アプローチモデルの創設」 恆礎法師(Ven. Frances Lok/国立台灣大学付属病院・臨床仏教師研修プログラム主任) 「ホスピスケア分野における寺院・僧院研修」 陳慶餘( Dr. Ching-Yu Chen/国立台灣大学付属病院・家庭医療科、緩和ケア病棟局長、臨床佛教研究協会・理事長) 「台湾における仏教ホスピスケアに関するスピリチュアル諸問題」 宗惇法師( Ven. Tsung-Tueng /大悲學苑・園長)Continue reading “INEB国際総合会議の公開シンポジウム”

Considering “Life (Inochi) Care”: What Sort of Spiritual Care Can be Adapted to Japanese Spirituality?

Public Symposium sponsored by the Rinbutsuken Institute for Engaged Buddhism and the Kyoto University Kokoro (Heart-Mind) Center Kyoto September 15, 2016 Recently in Japan, there is increasing energy towards cultivating religious professionals for practice and service in various clinical (rinsho) environments. From the standpoint of the Rinbutsuken Institute for Engaged Buddhism, we have the basicContinue reading “Considering “Life (Inochi) Care”: What Sort of Spiritual Care Can be Adapted to Japanese Spirituality?”

Buddhism and Spirituality in Taiwan’s Anti-Nuclear, Environmental & Democracy Movement

Jonathan S. Watts In January 2015, our JNEB International Project on Energy group consisting of Rev. Hidehito Okochi, Mika Edaki of AYUS, Tom Eskildsen, and Jonathan Watts visited Taiwan. After visiting South Korea in July of 2014, this was the second leg of building solidarity among Buddhists and other religious leaders working on anti-nuclear issuesContinue reading “Buddhism and Spirituality in Taiwan’s Anti-Nuclear, Environmental & Democracy Movement”

講演会:失われた故郷からいのちを問う

~福島県楢葉町の早川住職に聞く~ お話:早川篤雄さん(浄土宗宝鏡寺住職) 早川篤雄師は長年、地元で教職を務めながら、反公害、反原発の運動を、情理ともに立った価値観と方法論で続けてこられました。同師の原点には、戦前・戦中、積極的に国家の侵略戦争に加担してきた、日本の仏教界への批判や、大切な寺の鐘を武器づくりのため徴用され、父まで戦地に追いやられた、個人的に痛切な記憶もありました。楢葉で60 0 年続く古刹の住職として郷土を見つめてきた早川師は、原発事故で離散させられた人びとの暮らしの再建を、半ば悲観しつつ、しかし平和で自然に恵まれた生活を取り戻す闘志を失わないという、かつての田中正造のような魂をおもちです。同師の言葉に耳を傾け、これからの日本が進むべき道を共に考えたく、震災後、毎週いわき市で診療活動を続ける本田と、難民支援、原発・エネルギー問題等に取り組んでいる大河内が、関係諸団体の協力を得て開催します。多くの方々のご来聴をお待ちしております。 日時:2016 年9月3日(土) 午後4 時~6 時 会場:定泉寺〒113-0021 東京都文京区本駒込1-7-12 http://www.josenji.or.jp/ 南北線「本駒込」2番出口正面、三田線「白山」A3出口7分、千代田線「千駄木」1番出口12 分 JR 御茶ノ⽔・駒込・巣鴨・⻄⽇暮⾥からバスもご利⽤いただけます。 主催・呼びかけ人:本田徹(認定NPO法人シェア国際保健協力市民の会代表)、大河内秀人(浄土宗見樹院住職) 共催: 原子力行政を問い直す宗教者の会/JNEB(JAPAN NETWORK OF ENGAGED BUDDHIST) 協力: 定泉寺/浄土宗東京教区豊島組教化分団/シェア国際保健協力市民の会/足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ/AYUS=仏教国際協力ネットワーク/ひとさじの会 参加費:500 円(カンパも歓迎です) 申込・問合せ: 大河内秀人(〒112-0002 東京都文京区小石川3-4-14 見樹院) E メール:hit@nam-mind.jp FAX:03-3815-7951 携帯:090-3213-4575 お名前、ご連絡先を添えて、Eメール・FAX 等でお申込みください。

2016年INEB総合国際会議

集まりくる流れ:ホリスティックな開発(かいほつ)への取り組み 平和と持続可能性のための諸宗教対話 2016年1月22日~27日 スリランカ、コロンボ市及びアヌラダプラ市 click here for information in English 1月22日夕方:開会式と公開シンポジウム(コロンボ市) 公開シンポジウムの開催をもって今回のカンファレンスが正式に開始となります。国連ミレニアム開発目標 (MDGs) とその成果、反省、また国連持続可能な開発目標 (SDGs) における新たなプロポーザルに基づいてシンポジウムは行われます。スリランカの首相、Maithripala Sirisena による開式挨拶、続いて国連開発計画 (UNDP) の代表者によるこれまでのMDGsまた今後のSDGsについてのスピーチがあります。その後、アメリカの仏教学者であり環境保護活動者ジョアンナ・メイシー氏、またスリランカのサルボダヤ運動創始者であるAT・アリヤラトネ氏、INEBの創始者であるタイのスラク・シバラクサ氏のパネルディスカッションが行われます。食事の後、カルチャーショーをもって終了。 INEB総合国際会議1月26-27日(アヌラダプラ市) 今回のINEB総合国際会議のメインイベントは、Converging Streams: Engaging for Holistic Development and Inter-Faith Dialog for Peace and Sustainability(集まりくる流れ:ホリスティックな開発(かいほつ)への取り組み‐平和と持続可能性のための諸宗教対話)というテーマで、2016年1月26,27日にアヌラダプラ市のアイランダーセンターにて開催されます。二年に一度行われるこのイベントは今回、諸宗教のリーダーを招き、積極的にプログラムに参加してもらいます。このイベントはINEBの主要プログラムを基本に企画され、様々な団体で現在活動している参加者の方々が情報を交換しあい、さらに活動を展開する機会を提供します。このカンファレンスでは、共通の課題を地域の政治的背景にとらわれない広い見解で認識すると同時に、参加者が共に協働し交流を深める機会を得ることができます。 両日ともに、午前中の基調講演とパネルディスカッションから始まります。午後は両日ともインタラクティブセッションとなり、World Café やOpen Spaceのスタイルで参加者が会議のテーマについて各自の見解、アイデアを共有します。これらのセッションは、参加者がトピックを挙げ、他の参加者を募りグループディスカッションをするというような、インフォーマルな形にこだわらないスタイルで行われます。またこのセッションの時間では、既存のINEB関係団体が集い、コラボレーションをさらに進めることもできます。またINEB全般の協働プラットフォームのアイデアを考えるセッションも行われます。その後、最後は参加者全員が集まり、サマリーセッションをします。カルチャーパフォーマンスと交流親睦会からなる閉会式は、1月26日に行われます。 他のプログラム 1月17-18日:「AからZまで」地球温暖化の問題の総合的ワークショップ (ファシリテイター Nigel Crawhall南アフリカ)  1月19-21日:ディープ・エコロジーワークショップ(ファシリテイター Joanna Macy米国) 1月22日午前:上座部仏教の比丘尼系譜再生運動のシンポジウム Diyatha Uyanaに近いGothama Thapo Wanayaに於いて、スリランカの比丘尼、タイのBhikkhuni Dhammananda、台湾のBhikkhuni Chao Hweiによる、上座部仏教・テラバーダの比丘尼の系譜の再生についてのディスカッションを行います。 1月23日午前:TheContinue reading “2016年INEB総合国際会議”