アジア発エコロジー:スラック・シワラックINEB創立者

スラックさんに聞く、しあわせの開発学 今こそ、マインドフルな生き方を アジアを代表する環境・平和活動家であるスラック・シワラック氏。これまでタイの人々とともに、文化復権運動、教育運動などを展開する一方で、若い世代とともに社会的起業を通じたローカル運動にも取り組んできました。ティク・ナット・ハン氏やヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏、ダライ・ラマ法王とも親交が深く、ナマケモノ倶楽部が2009年より取り組む映像プロジェクト「アジアの叡智シリーズ」でも第5作(現在制作中)に取り上げられています。世界が争いと憎しみであふれかえりそうな今日、私たち一人ひとりの心のありようが問われています。スラック師による明快な「開発(かいほつ)」論を聞きながら、私たちの内なる目を澄ませてみませんか。私たちはみな、幸せになるために生まれてきたのです。 日時:2013年10月22日(火)18時半開場、19時~21時 会場:見樹院本堂(文京区小石川3-4-14) http://www.nam-mind.jp/access.htm 参加費:予約1200円、当日1500円(『しあわせの開発学』付) 定員:70名 ゲスト:スラック・シワラック氏(タイ、環境・平和運動家、作家) お申込み・お問合せ:ナマケモノ倶楽部 info@sloth.gr.jp 共催:見樹院 http://www.nam-mind.jp/ ナマケモノ倶楽部 www.sloth.gr.jp 協力:JNEB(日本エンゲージド・ブディズム・ネットワーク)http://jneb.jp/ ゲストプロフィール:スラック・シワラック (Sulak Sivaraksa): 1933年生まれ。歯に布を着せぬ言論活動で知られるタイの代表的な知識人。 社会批評家、学者、出版者、活動家として、1960年代末より、仏教僧侶や学生 活動家たちと共に、奉仕活動を軸とする、農村の自立発展のための多数の プロジェクトに参画すると同時に、多くのNGO・社会的起業を創設してきた。タイ語と英語による書籍と論文は100点以上にのぼる。1989年他の国際仏教指導者と一緒にInternational Network of Engaged Buddhists (INEB)を創立した。2013年のINEB大会の情報 代表的な英文著作に、「Seeds of Peace: A Buddhist Vision for Renewing Society (平和の種――社会変革のための仏教的ヴィジョン)」、「Conflict, Culture, Change: Engaged Buddhism in a Globalizing World (紛争・文化・変化――グローバル化する 世界のエンゲージド・ブディズム)」など。1995年、もうひとつのノーベル賞といわれる 「ライト・ライブリフッド賞」受賞。2011年、第28回庭野平和賞受賞。 http://www.sulak-sivaraksa.org/ (英語) 『しあわせの開発学ーエンゲージド・ブディズム入門』 (スラック・シワラック著、辻信一訳、ゆっくり堂) http://namakemono.shop-pro.jp/?pid=32854498 訳者あとがき: http://www.sloth.gr.jp/column/tsuji/sulakbook/  

INEB大会2013

平和と持続可能な社会を求める宗教者間対話 2013年10月27日〜11月4日マレーシア、クアラルンプール 私たちは、環境破壊、経済危機、心の問題など様々な問題に直面していますが、これらの問題を次世代にまで引き継がないためにも、今までとは違う新しい方向に向かって社会を進める必要があるでしょう。そしていま、その新しい方向を見つけるために、宗教が築いてきた伝統に大きな期待が寄せられています。宗教は、私たちが物質主義を越え、世界への理解や、価値観、行いを研ぎ澄ますことを促してくれます。また宗教を教える師や実践者は、一人ひとりが変わることが、世界の変革の根幹となることを既に覚っているからです。 しかし、宗教は、偏狭な愛国主義に陥るのではなく、国家や文化に対して先駆的な影響を及ぼしていくためにも、これまで以上に共同して取り組んでいく必要があります。特にアジアでは、仏教とイスラームという二大勢力が、それぞれのアイデンティティ政治から離れ、公正であり持続的であり平和な共生社会の実現に向けて協働をしている点においても、多宗教間の協働は重要な意義を持ち始めています。 今回の会議では、主に以下の点に焦点を当てます。 仏教とイスラーム間の理解を促し、これからの協力体制を構築する。 宗教間対話を促進し、各宗教が共通して抱える課題に関する意見交換と協力体制を進める。 善知識の精神と他宗教者との交流を広げ、祝福する。 会議開催期間中では、様々なイベントが企画されています。 多宗教者によるユース・キャンプ(10月27日〜31日) 伝統と現代性:移り変わる世界の中における精神性と宗教 紛争変革 信心、気候、エコロジー:気候変動に対する宗教者としての対応 核エネルギーと代替エネルギーへの対応 幸せの追求:善き人生と「国民総幸福量」への取り組み 孤独、病、死:精神的ガイダンス 空の半分:社会における女性 ヤッピー、ヒッピー、落ちこぼれ:若者のリーダーによる新たな挑戦 食することは、宗教的行為である:気づきと食のシステム スピリチュアルアート イベント予定: 10月27-31日:宗教間意識青少年会議/Interfaith Awareness Youth Camp 10月30-31日:イスラム・仏教見学/Buddhist Muslim Study Tour 11月1日:イスラム・仏教協力会議/Buddhist-Muslim Collaboration Platform 11月2-4日:INEB総合会議/INEB General Conference 上の具体的英語情報をこのリンクご覧ください 連絡先: 国際方:INEB事務所(タイ国バンコク市)TEL (+66 2)438-9331-2、FAX (+66 2) 860 1278, Email : conference@inebnetwork.org Website http://www.inebnetwork.org 日本国内:Japan Network of Engaged Buddhists (ワッツ・ジョナサン代表)Continue reading “INEB大会2013”

2012年INEB理事会と公開シンポジウム 縁起の智慧と幸せの教え The Wisdom of Interbeing and The Art of Happiness

—世界のエンゲージドブディストと描くポスト3・11— An International Engaged Buddhist Vision for Post 3/11 Japan 2011 年3 月11 日の東日本大震災は、現代社会における経済開発中心主義が行き過ぎてしまったことを露呈し、日本社会にとっての重大な分岐点となりました。 日本は、アジア諸国の中でも近代工業社会として高度な発展を遂げた最初の国です。しかし、そのためには人とのふれあいを大切にする農村社会や伝統文化は蔑ろにされ、代わりに仕事中毒、大量消費主義、発展と成功を求めるとめどない意欲が支える、人間性が阻害された都市生活が築かれました。日本の豊かな自然環境は、次第にこの社会のうねりに飲み込まれていき、新たに放射能汚染問題が今日の日本全域に拡がっています。 日本には、1400 年を超える豊かな仏教の歴史があります。しかし、現代日本においては、その歴史の中で培われてきた「足るを知る」という精神や人と自然との調和という仏教的価値観は何の役割も果たしていません。そして日本の仏教僧や寺院もまた、その役割を十分に発揮していません。日本はアジアの中でも近代化を成し遂げた国の代表として先陣を切ってきましたが、他のアジア諸国も様々な問題に直面する日本と同じ末路を辿らなければならいのでしょうか。すでに日本と同じ混乱を迎えている西洋はどうなるのでしょうか。 近年、仏教界からの新しい発言は、国民総幸福指数を学んでいる経済学者、瞑想に幸せに生きる実証可能な技術を見出そうと研究している科学者、古来伝わる仏教の智慧が現代社会の力学と相関関係性を表していることを再発見しているシステム理論家など、近代主義の支持者達からの注目を集めています。仏教は、現代社会が持つすべての問題に対し答えを提示することはできないかもしれませんが、仏教が説く縁起の智慧と幸せの教えは、諸問題に取り組み、後世に幸福をもたらす道筋を描く為の確かな道しるべとなるはずです。 今回のシンポジウムには、様々な分野で活動を展開している仏教徒リーダー達が集います。是非シンポジウムに参加し、一緒に日本社会に必要な新たな方向性を模索しませんか。開催にあたって 東日本大震災は、現代社会における経済開発中心主義が行き過ぎてしまったことを露呈した。近代化が進んだ日本社会で、人々が宗教に求めるものは何か。仏教的価値観は、今の社会に何を提示することができるのか・・・。 日時 2012 年11 月10 日(土) 13:00〜17:00 基調講演:スラック・シヴァラク氏(タイ・INEB 創立者) パネルディスカッション パイサン・ヴィサロー師(タイ・ブディカ仏教と社会ネットワーク) 釋惠敏師  (台湾・台湾臨床仏教研究所の創立者) 戸松義晴師  (日本・前全日本仏教会事務総長) 千石真理師(日本・京都大学こころの未来研究センター) 座長: ハルシャ・ナバラテナ ( スリランカ・INEB 理事長) <問い合わせ・予約先>E-mail : inebevent@gmail.com 主催 Japan Network of Engaged Buddhism (JNEB) 協力 孝道教団 参加費1,000 円/学生500円 要予約/定員 200 名(日英同時通訳付き。talks will be given in English with simultaneous Japanese translationContinue reading “2012年INEB理事会と公開シンポジウム 縁起の智慧と幸せの教え The Wisdom of Interbeing and The Art of Happiness”

宗教者として取り組む原子力問題 PART 2

□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 公開学習会 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 宗教者は原発とどう向き合ってきたか、そしてこれから何をすべきか? ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ヒロシマ・ナガサキそしてビキニを経験し「非核」を誓ったはずのこの国が、またしても多くのヒバクシャをつくり出し、国土を汚染し、いのちと未来に量り知れないダメージを与えてしまいました。そして、生命尊重を旨とする宗教者が、かつての戦争を止めることができなかったと同様、原発を容認し悲劇を招いてしまった責任を問われています。 もはや昨年の3月11日以前に戻ることはできませんが、自然や弱者に犠牲を押し付ける経済最優先の価値観を改め、同じ過ちを犯さぬよう、私たちが見てこなかった現実に眼を向け、本来の人間としての生き方を、今こそ取り戻さなくてはなりません。 そのために、長年、原発の立地地域で僧侶として住民や被曝労働者と向き合い、原子力行政を問い続けてきた経験とビジョンを聴き、原発立地と消費地の二つの視点から問題の本質を解き明かしつつ、希望と前向きな力を絞り出して行きたいと思います。 ■講 師 長田浩昭(真宗大谷派僧侶・原子力行政を問い直す宗教者の会 事務局長) 【おさだ・ひろあき】石川県珠洲市生れ。同県能登町長慶寺住職在任中に計画された珠洲原発に対し仏教者として反対行動に関わる。1993年、高速増殖炉「もんじゅ」の初臨界を受け「原子力行政を問い直す宗教者の会」の結成に参加。現在同会事務局長。3・11以降、福島県の子どもたちの避難・保養事業など、子どもや若者・妊婦などを被曝から守るための活動に積極的に取り組む。全国各地で原発が持つ問題について講演を行なっている。現在は兵庫県篠山市法傳寺住職。   ■日 時 1月17日(火)午後7時〜9時 (開場6時30分) ■会 場 文京シビックセンター 4F シルバーホール(東京都文京区春日1-16-21) 東京メトロ 後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口) 南北線(5番出口)徒歩1分 都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京 シビックセンター連絡口)徒歩1分 JR総武線 水道橋駅(東口)徒歩9分 ■参加費 500円(資料代等) ■共 催   フォーラム「原子力と宗教」、JNEB(Japan Network of Engaged Buddhists)、見樹院 ■問合せ   Eメール:kenjuin@nam-mind.jp 、電話 090-3213-4575(大河内)  

宗教者として取り組む原子力問題

原発事故から被曝労働まで 人間の絆分断に警鐘鳴らす 仏教タイムズ 1月26日: 超宗派の有志が参画する「原子力行政を問い直す宗教者の会」は17日、東京・文京シビックセンターで公開学習会「宗教者として取り組む原子力問題」を開催した。メイン講師の長田浩昭共同代表(兵庫県篠山市・真宗大谷派法伝寺住職)がお通夜のため急きょ不参加となったが、それでも会場は満席の60人を超え、作家や哲学者、ジャーナリストも聴講に訪れるなど関心の高さをみせた。 大河内秀人共同代表(東京都文京区・浄土宗見樹院住職)が挨拶。「福島の人が完全に地元を離れることは難しい」という現実に鑑み、昨夏、北海道に子どもたちを一時疎開させて汚染を軽減させた試みを報告した。 続いて長田氏のビデオレターが放映された。「原発は人と人との絆を切り刻んでいく」とし、約45万人(累積)の被曝労働者も宗教者として救わねばならないと説いた。 また、石川県珠洲市での原発反対運動の際に、電力会社が「原発内の作業は珠洲市民以外の人にやらせます」と言ったことに「お前らそれでも人間か!」と衝撃を受けたという。「自分たちは原発の被害者だと考えていたが(被曝労働者を生み出す)加害者でもあった」と語った。 内藤新吾共同代表(千葉県松戸市・日本福音ルーテル稔台教会牧師)は静岡・浜岡原発の危険告発に長年取り組んできた活動を報告。原発交付金の中毒性や、被曝労働者の記録そのものが抹消される危うさなどを次々に批判。さらに「もんじゅ(高速増殖炉)は異常の極み。なぜ、やめるという決断ができなかったか。そこには核兵器製造のためにプルトニウムを欲しがる英米との軍事同盟の関係があったからではないか」と指弾した。 一方、福島県南相馬市にある曹洞宗同慶寺の田中徳雲住職は、被災地の立場から発表。原発事故直後の電源喪失を耳にして即座に家族全員で福井まで避難したという。しかし、放射能の危険性を理解しつつも、檀家の求めに応じて帰坊を繰り返さなければならないことによる心の葛藤を率直に告白。「檀家さんは、『和尚さん、よく戻って来てくれたねえ』と迎えてお茶を出してくれる。そのお茶も汚染された水で淹れられているはず。でも、そこで飲まなかったら住職じゃないですよ」と吐露した。 福井県敦賀市の岡山巧共同代表(真宗大谷派西誓寺住職)も被曝労働や人との絆が分断されることを危惧。「人間はどんどん進歩していくという誤解がある。『私』がいかに真実でなかったかを気付かせるのが仏教ではないか」と述べた。 質疑応答の際には、会場にいたNPO法人TEAM二本松の畠山浄氏(石川県七尾真宗大谷派常福寺副住職市)が発言し、粉ミルクからセシウムを検出した取り組みなどを説明。「私たち一人一人が少しでも除染をしていく、出来ることをやっていくことが大切です」と訴えた。 公開学習会 宗教者として取り組む原子力問題 原発立地の苦しみを分かち合い、共に生きるために ヒロシマ・ナガサキそしてビキニを経験し「非核」を誓ったはずのこの国が、またしても多くのヒバクシャをつくり出し、国土を汚染し、いのちと未来に量り知れないダメージを与えてしまいました。そして、生命尊重を旨とする宗教者が、かつての戦争を止めることができなかったと同様、原発を容認し悲劇を招いてしまった責任を問われています。 もはや昨年の3月11日以前に戻ることはできませんが、自然や弱者に犠牲を押し付ける経済最優先の価値観を改め、同じ過ちを犯さぬよう、私たちが見てこなかった現実に眼を向け、本来の人間としての生き方を、今こそ取り戻さなくてはなりません。 そのために、長年、原発の立地地域で僧侶として住民や被曝労働者と向き合い、原子力行政を問い続けてきた経験とビジョンを聴き、苦しみや不安、絶望の中からも、希望と前向きな力を絞り出して行きたいと思います。 ■講 師 長田浩昭(真宗大谷派僧侶・原子力行政を問い直す宗教者の会 事務局長) 【おさだ・ひろあき】石川県珠洲市生れ。同県能登町長慶寺住職在任中に計画された珠洲原発に対し仏教者として反対行動に関わる。1993年、高速増殖炉「もんじゅ」の初臨界を受け「原子力行政を問い直す宗教者の会」の結成に参加。現在同会事務局長。3・11以降、福島県の子どもたちの避難・保養事業など、子どもや若者・妊婦などを被曝から守るための活動に積極的に取り組む。全国各地で原発が持つ問題について講演を行なっている。現在は兵庫県篠山市法傳寺住職。 ■日 時 1月17日(火)午後7時〜9時 (開場6時30分) ■会 場 文京シビックセンター 4F シルバーホール(東京都文京区春日1-16-21) 東京メトロ 後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口) 南北線(5番出口)徒歩1分 都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京 シビックセンター連絡口)徒歩1分 JR総武線 水道橋駅(東口)徒歩9分 ■参加費 500円(資料代等) ■共 催   フォーラム「原子力と宗教」、JNEB(Japan Network of Engaged Buddhists)、見樹院 ■問合せ   Eメール:kenjuin@nam-mind.jp 、電話 090-3213-4575(大河内)

震災と宗教を考えるシンポジウム2011

もうひとつの生き方を探る 特別基 調 講 演: A・T・アリヤラトネ (スリランカ・サルボダヤ会代表) 2011年3月11日、日本は千年に一度とも言われる未曾有の災害にみまわれました。加えて原子力発電所の事故により、多くの方が苦難の日々を今まさに過ごしています。突然家族を失った方々の深い悲しみ、住む家を追われ流浪の日々を送る方々の不安、それらの思いは察するに余りあるものがあります。 3月11日以後起こったさまざまな出来事は、被災地の方々のみならず、日本人すべてに大きな問いかけを発しているように思われます。それは、私たちの生き方そのものについての問いかけであるように受け止められます。 経済発展のみを目的としたグローバリゼーションは、世界的な規模で地域経済・共同体・伝統の崩壊を引き起こし、途上国における貧困・紛争・環境破壊はもとより、日本をはじめとするいわゆる先進国においても、格差社会などの問題を生み出してきました。モノ・カネを物差しとした目先の幸福を追求する価値観は、もはや限界に来ているように思われます。 3・11は、そのような私たちの生きる価値観そのものを問い直すよう促しているように思われてなりません。今回のシンポジウムでは、持続可能な共生社会を作るための新たな価値観を見いだし、宗教の可能性を考え、日本人が「もうひとつの生き方」を歩み出すためのきっかけ作りにしたいと考えます。そのことが、震災でお亡くなりになった数多くの方々のいのちをつなぐ、真の意味での供養になるものと信じるものです。 パネリスト: 玄侑 宗久(作家・政府復興構想会議委員) 杉浦 正健(弁護士・元法務大臣) 高木 慶子(上智大学グリーフケア研究所所長) 島薗進(東京大学教授、宗援連代表、実行委員長) コーディネーター:神仁(全青協主幹、実行委員会事務局長) 期日:2011年10月10日(月曜日・祝日) 13:00受付・13:30開会・17:00閉会 会場:大本山増上寺 大殿 地下1階「三縁ホール」(東京都港区芝公園) 参加費:1000円(協力金として) 主催:「震災と宗教を考えるシンポジウム2011」実行委員会 実行委員会事務局(全青協内) TEL:03-3541-6725 FAX:03-3541-6747 e-mail:gbs@zenseikyo.or.jp 呼びかけ団体: 一般社団法人サルボダヤJAPAN、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会、財団法人 浄土宗報恩明照会、宗教者災害支援連絡会(宗援連)、 財団法人 全国青少年教化協議会(全青協)・臨床仏教研究所(実行委員会事務局) 講師&パネリスト プロフィール A・T・アリヤラトネ:スリランカ・サルボダヤ会代表。仏教精神による農村・地域開発の先駆者。世界各地でサルボダヤ・シュラマダーナ運動を提唱。スマトラ島沖大津波に際しては、物心両面で被災者のケアにあたり、新たなコミュニティーとしての「エコビレッジ」の建設などに取り組んだ。マグサイサイ賞、ガンディー平和賞ほかを受賞。 玄侑宗久:作家・花園大学客員教授。生死をテーマとして多くの作品を執筆。芥川賞・文藝春秋読者賞などを受賞。東日本大震災を受けて、政府復興構想会議委員などを務めている。 杉浦正健:弁護士・一般財団法人杉浦ブラムチャリヤ代表理事。小泉政権下で法務大臣を務め、在任中一貫して死刑命令執行書への署名を拒否し続けた。 高木慶子:上智大学グリーフケア研究所所長・上智大学特任教授。「生と死を考える会全国協議会」会長。震災や津波で家族を亡くした方々のグリーフケアを中心に積極的に活動を続けている。 島薗進:東京大学教授。日本宗教学会会長。シンポジウム実行委員長。東日本大震災を機に「宗教者被災地支援連絡協議会(宗援連)」を立ち上げ、宗教者の連帯による被災地支援を呼びかけている。 神仁: 臨床仏教研究所上席研究員、実行委員会事務局長。被災した子どもや高齢者のこころのケアにあたる他、「福島子ども妊産婦支援プロジェクト」を立ち上げ、全国の寺院への疎開を進めている。

INEB創立者「スラック・シワラック氏」7/24京都、7/26東京

USTREAM 録画 ポスト311を創る~ しあわせの開発学 7/24京都 7/26東京 311以後の世界をどうやって生きていくか。グローバリズムや競争社会、 消費主義にかわる、「つながり」や芸術や土に触れる時間を大切にする暮らし。 私たちは誰でも、それを手にすることができるのです。 「ポスト311を創る」シリーズは、様々な分野のカルチャー・クリエイティブ(文化創造者)たちを お招きし、生き方=働き方・暮らし方を学びあう場。今回は、エンゲージド・ブディズムを提唱し、 東洋的な思想をもって社会変革に関わり、第28回庭野平和賞を受賞された、アジアを代表する 環境・平和活動家、スラック・シワラックさんをお迎えします。 スラックさんと辻信一さんを引き合わせたのは、最新作の映画「幸せの経済学」が話題の ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん。地域住民や若い世代を巻き込んで、シャム(タイ)らしさ、 ローカルにこだわった社会変革モデルに、私たちが学ぶところは大きいでしょう。 辻信一さん翻訳による『しあわせの開発学ーーエンゲージド・ブディズム入門』(1000円+税、 ゆっくり堂)出版記念も兼ねての会。京都、東京の2ヶ所で開催します。 ぜひお誘いあわせの上、ご参集ください。 Sulak: Happines lies “beyond GDP” (BBC TV Hardtalk 6/28) ■京都イベント 日時:2011年7月24日(日)14時~16時(13時半開場) 会場:知恩寺内・端林院(京都市左京区田中門前町103-21) http://www.eonet.ne.jp/~hyakusan/koutuu.html ゲスト:スラック・シワラック(タイ、環境・平和運動家、作家) 聞き手・通訳:辻信一(文化人類学者、環境運動家) 参加費:学生1000円、一般1500円(500ナマケ使用可) お申込み・お問合せ:ナマケモノ倶楽部 info@sloth.gr.jp 共催:ナマケモノ倶楽部、(有)ゆっくり堂 協力:JNEB、(株)素敬 ■東京イベント 日時:2011年7月26日(火)18時半~20時半(18時開場) 会場:見樹院本堂(東京都文京区小石川3丁目4−14) http://www.nam-mind.jp/access.htm ゲスト:スラック・シワラック(タイ、環境・平和運動家、作家) 聞き手・通訳:辻信一(文化人類学者、環境運動家) 参加費:学生1000円、一般1500円(500ナマケ使用可) お申込み・お問合せ:ナマケモノ倶楽部 info@sloth.gr.jp 共催:見樹院、ナマケモノ倶楽部、(有)ゆっくり堂 協力:JNEB、(株)素敬 ■スラック・シワラック (Sulak Sivaraksa): 1933年生まれ。歯に布を着せぬ言論活動で知られるタイの代表的な知識人。社会批評家、学者、出版者、活動家として、1960年代末より、仏教僧侶や学生活動家たちと共に、奉仕活動を軸とする、農村の自立発展のための多数のプロジェクトに参画すると同時に、多くのNGO・社会的起業を創設してきた。タイ語と英語による書籍と論文は100点以上にのぼる。代表的な英文著作に、「Seeds of Peace: AContinue reading “INEB創立者「スラック・シワラック氏」7/24京都、7/26東京”