日本のエンゲージド・ブッディズムの現在とその課題

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エンゲイジド・ブッディズム国際会議

2020年12月17日 10:00-17:30 オンライン配信

テーマ

日本には古くから仏教の僧侶や信者が、身近な社会問題に取り組んできた歴史があり、特に日本の近代化が進展する19世紀以降には、様々なかたちの社会参加仏教(Socially Engaged Buddhism)の活動が活発に見られるようになりました。しかし、敗戦後の日本社会の中では、伝統的な仏教教団や在家信者によるそのような活動は下火となり、仏教が社会から隔離され、疎外されたような状況が続いていました。けれども、近年、地震や津波などの大規模な自然災害からの復興ボランティアや被災者の心のケア、あるいは経済状況の悪化が生み出す貧困や格差の問題、さらには自殺者の増加問題や環境問題など、多様な社会問題に取り組む仏教者の姿が増えてきています。そして注目されるのは、それらの活動家たちは、アジアやその他の地域の志を同じくする活動家たちとの結びつきを強めていることです。

この会議は、龍谷大学世界仏教文化センターが中心となり、INEB(International Network of Engaged Buddhists/国際エンゲージドブッディズム・ネットワーク)、JNEB(Japanese Network of Engaged Buddhists/日本エンゲージドブッディズム・ネットワーク)、龍谷大学宗教部の協力をえて、日本における社会参画仏教の活動家を招集し、それぞれの活動について具体的に報告をしてもらい、日本のエンゲージド・ブッディズムの現在とその課題について討論するはじめての試みです。ただし、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、Zoomを使ったオンライン開催とすることになりました。会議への参加を希望される方は、事前に以下の連絡先にメールで申し込んでください。こちらからアクセスIDをお知らせします。参加費は無料です。

また、この会議は、もともとアジア・欧米のエンゲージドブッディストの活動家の参加をえて、2020年10月に開催する予定でした。しかし、新型コロナウィルスの流行により、そのような国際会議の開催は断念せざるをえませんでした。けれども、日本における仏教の社会活動について国内だけでなく、国際的にも認知してもらえるように、今回の会議では英語の同時通訳をつけて発信することにしています。多くの方々のご参加をお待ちしています。

プログラム

開会挨拶: 嵩満也(龍谷大学国際学部教授・INEB理事)
     スラック・シバラック(タイ、INEB創立者)

ーーー 午前:10:00-13:00 ーーー

個人的苦しみに
取り組む
仏教活動

ーーー 昼休憩:13:00-14:00 ーーー

ーーー 午後:14:00-17:00 ーーー

構造的、社会的
苦しみに取り組む

  • ジェンダー・LGBT・差別問題〜すべての人のwell-beingを願って:松﨑香織未来の住職塾理事、全日本仏教会広報委員)
  • 貧困と都市孤立〜仏教的な支縁を考える:吉水岳彦(浄土宗・ひとさじの会ホームレス支援団体代表・ 臨床仏教師養成者
  • 過疎問題・地域開発~仏教的視座に基づいたこれからの暮らし方、田舎から地域を創る:山下千朝(浄土宗・Amrita株式会社代表取締役)
  • 環境問題・地域開発・仏教の考え方を用いた資金調達の新たな仕組~寄付つきでんき:竹本了悟(浄土真宗本願寺派・TERA Energy株式会社・INEBエコ寺院国際ネットワーク
  • ディスカッション「日本の将来に向けた仏教的ビジョン」
    座長:竹本了悟

開閉挨拶: 中村尚志(龍谷大学名誉教授、INEB名誉顧問)
     ハルシャ・ナバラットネ(スリランカ、INEB理事長)

主催:龍谷大学世界仏教文化研究センター
共催:International Network of Engaged Buddhists (INEB)
           Japan Network of Engaged Buddhists (JNEB)
           国際仏教交流センター    
           龍谷大学南アジア研究センター
後援:龍谷大学宗教部


申込・問合

龍谷大学世界仏教文化研究センターrcwbc.ird@gmail.com
上記アドレスまで、お名前・所属・メールアドレスをお送りください。開催日までにログイン情報をお送りします。

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