世界に広がる新しい仏教の潮流
エンゲージド・ブディズムの可能性
11月23日(月・勤労感謝の日)
会場:見樹院 (東京都文京区小石川3-4-14)

日本の多くの人々にとって仏教は、弔いや先祖供養の文化、あるいは心の持ちようの問題として捉えられています。それも役割の一つであるかもしれません。しかし、世界に眼を向けると、アジア地域のみならず欧米やアフリカにおいても、平和・環境・人権・開発など様々な社会課題を解決する上での哲学、生き方として力を発揮しています。それを一括りにするのが“エンゲージド・ブディズム”(社会参画する仏教)という概念です。
このたび完成した、International Network of Engaged Buddhists(INEB)創設者スラック・シワラック師の映画を観て、日本でEngaged Buddhismを実践する僧侶に話を聞き、感想や実践についてシェアリングし、これからの仏教、日本社会、国際社会について語り合いたいと思います。
プログラム
【第1部】
16:00 開会・挨拶・映画紹介と趣旨説明
16:15 「スラックとプラチャーの 音もなく慈愛は世界にみちて with 辻信一」上映(62分)
17:30 JNEBメンバーのトーク&2016年1月のINEB総合国際会議ガイダンス
【第2部】
19:15〜21:00 エスニックダイニング&フリートーク
「それぞれのエンゲージド・ブディズム」
映画 「スラックとプラチャーの 音もなく慈愛は世界にみちて with 辻信一」
「アジアからの叡智」をテーマにナマケモノ倶楽部世話人で文化人類学者の辻信一さんが世界のリーダーたちにインタビューする映像シリーズ最新作。エンゲージド・ブディズム運動に関わってきた社会活動家のプラチャー・フタヌワットさん。バンコクのSNFオフィスそしてバンコク郊外のウォンサニット・アシュラムでの美しいインタビュー映像、瞑想ワークショップシーンを収録。対立を超えて、世界と自分にどう向き合っていくのか。日本、そして世界が暴力化、集権化するなかにあってぜひ多くのみなさんに観ていただきたい映画です。「スラックとプラチャーの音もなく慈愛は世界にみちて」予告編:
◇参加費:第1部:700円、第2部:2000円(インド・タイ料理/ドリンク付)
◇共催:JNEB(日本エンゲージド・ブッディスト・ネットワーク)/見樹院
◇申込・問合先:見樹院・大河内hit@nam-mind.jp、 03-3812-3711、090-3213-4575
会場・見樹院
化学物質を使わない天然素材のみの建材で作られた、100年定期借地権付き分譲住宅を併設した複合施設。アレルギーや過敏症のいのちにも優しく、日本の森林を守る事業とも連動した「天然住宅」事業の一つ。
- 最寄駅は、地下鉄「後楽園」または「春日」です。
- JR「飯田橋」東口からタクシーで1メータ程度です。「小石川の伝通院」を目指してください。
- 都営バス「伝通院前」からは徒歩5分ほど。
[都02]大塚駅<10分>茗荷谷<5分>【伝通院前】<5分>春日(後楽園)<10分>上野広小路<2分>御徒町駅<25分>錦糸町駅
[上69]小滝橋車庫<10分>高田馬場<20分>【伝通院前】<5分>春日(後楽園)<10分>上野広小路<1分>上野公園
◆丸ノ内線・南北線[「後楽園」からの道順(徒歩約12分)
地上改札を出て、左手の礫川公園側へ。礫川公園を抜けて春日通りを左へ坂をのぼっていきます。左側に信号があるので、駅のある側と逆側にわたり、坂道の右側を上っていきます。目印は、左手に中央大学理工学部、もっと坂を上っていくと右手に富坂警察署があります。富坂警察署を過ぎて伝通院の交差点へ。伝通院の交差点に来たら、山門に向かって右折します。山門に突き当たったら左折して、直進します。しばらく歩くと右手に表町会防災倉庫という白い建物があり、そのすぐ先のT字路を右折し、40mほど歩いて左側にある法蔵院の手前の路地を入り、突き当りの正面が見樹院です。1階入り口から入り、2階が今回の会場の本堂です。
◆三田線・大江戸線「春日」からの場合(徒歩約15分)
「5」または「6」出口から中央大学理工学部方面を目指し、春日通りを上り、あとは後楽園駅からと同じ。
★駐車場のご用意はありません。周辺のコインパーキングをご利用下さい。