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宗教者は原発とどう向き合ってきたか、そしてこれから何をすべきか?
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ヒロシマ・ナガサキそしてビキニを経験し「非核」を誓ったはずのこの国が、またしても多くのヒバクシャをつくり出し、国土を汚染し、いのちと未来に量り知れないダメージを与えてしまいました。そして、生命尊重を旨とする宗教者が、かつての戦争を止めることができなかったと同様、原発を容認し悲劇を招いてしまった責任を問われています。
もはや昨年の3月11日以前に戻ることはできませんが、自然や弱者に犠牲を押し付ける経済最優先の価値観を改め、同じ過ちを犯さぬよう、私たちが見てこなかった現実に眼を向け、本来の人間としての生き方を、今こそ取り戻さなくてはなりません。
そのために、長年、原発の立地地域で僧侶として住民や被曝労働者と向き合い、原子力行政を問い続けてきた経験とビジョンを聴き、原発立地と消費地の二つの視点から問題の本質を解き明かしつつ、希望と前向きな力を絞り出して行きたいと思います。
■講 師 長田浩昭(真宗大谷派僧侶・原子力行政を問い直す宗教者の会 事務局長)
【おさだ・ひろあき】石川県珠洲市生れ。同県能登町長慶寺住職在任中に計画された珠洲原発に対し仏教者として反対行動に関わる。1993年、高速増殖炉「もんじゅ」の初臨界を受け「原子力行政を問い直す宗教者の会」の結成に参加。現在同会事務局長。3・11以降、福島県の子どもたちの避難・保養事業など、子どもや若者・妊婦などを被曝から守るための活動に積極的に取り組む。全国各地で原発が持つ問題について講演を行なっている。現在は兵庫県篠山市法傳寺住職。
■日 時 1月17日(火)午後7時〜9時 (開場6時30分)
■会 場 文京シビックセンター
4F シルバーホール(東京都文京区春日1-16-21)
東京メトロ 後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)
南北線(5番出口)徒歩1分
都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京
シビックセンター連絡口)徒歩1分
JR総武線 水道橋駅(東口)徒歩9分
■参加費 500円(資料代等)
■共 催 フォーラム「原子力と宗教」、JNEB(Japan Network of Engaged Buddhists)、見樹院
■問合せ Eメール:kenjuin@nam-mind.jp 、電話 090-3213-4575(大河内)