ヤンゴンの目抜き通りが、僧侶の赤い袈裟で埋まったのが3年前。燃料代の高騰が市民の生活を圧迫させていることを憂慮し、僧侶が「慈悲経」を唱えながら歩きました。その時の僧侶の行進に参加した、アシン・ターワラ師が来日されています。当時の状況や、僧侶が市民社会にどのように関わっているのかをお話いただきます。
[講師]
◆アシン・ターワラ師
1984年、イラワディ管区で農家に生まれる。2003年、ダンマサリヤの試験に合格するが、アウンサンスーチー氏と会ったことを理由に資格剥奪。2007年9月19日に結成された全ビルマ僧侶代表委員会の書記長となり、ラングーン市内を市民とともに行進する。その後、当局の追跡を逃れて国内で潜伏し、2008年1月にバングラデシュ国境を越えてダッカのUNHCR事務所で政治亡命を申請。現在はインド・ニューデリーを拠点に、全ビルマ僧侶代表委員会書記長として民主化活動を国外から支えている。詳しい情報–> Brief History of Sangha Movement in 2007
連絡:馬島浄圭
2010年10月8日(金)
17:30~
場所 心光院(港区東麻布1-1-5)
都営大江戸線「赤羽橋」より徒歩5分
東京メトロ日比谷線「神谷町」より徒歩7分